オーラルフレイル
oral fraltyオーラルフレイルについて
歯周病やむし歯などで歯を失った際は適切な処置を受けることが重要です。
特にご高齢の方では、お口の機能低下が全身の機能低下につながる恐れがあるため、お口の健康状態を定期的にチェックすることがとても大切です。
地域で開催される教室やセミナーなどを上手に活用し、お口の健康維持に努めましょう。
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お口の機能低下を感じる方へ
加齢などに伴い、心身の活力(筋力・認知機能・社会とのつながり)が低下した状態を「フレイル」といいます。
オーラルフレイルは、噛んだり、飲み込んだり、話したりする機能が衰えることを指し、重要な老化のサインだといわれています。噛む力が弱くなると食生活に支障が出たり、舌の動きが悪くて会話が難しくなると社会との関わりが少なくなったりして、認知機能の低下につながる恐れがあるからです。
オーラルフレイルは全身的なフレイルの前兆として現れることが知られていますが、早い段階で適切な対応を取ることにより改善が期待できるといわれます。
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オーラルフレイルへの対応
いつまでも健康で元気に暮らすためには、人とのつながりや生活の広がりといった社会性を維持することが大切です。しっかり噛んで食事をする、舌をスムーズと動かして会話をするなどのお口の機能を維持することはフレイルの予防にもつながります。
以下のような症状がみられたら、かかりつけ歯科医に相談するとよいでしょう。
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以下のような自覚症状があるときには、要注意です。
- 奥歯でしっかりと噛めない
- 噛んだ時に痛む・不快感がある
- 食べこぼしがある
- むせやすい
- 口が乾燥しやすい
- 滑舌が悪くなっている
お口の体操でオーラルフレイルを予防!
お口の健康と機能を維持し、オーラルフレイルの予防にも効果的な「お口の体操」を紹介します。
詳しくはこちらをご覧ください。
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